こんにちは、いつもmakeshopをご利用いただきありがとうございます。 今回は、ECアドバイザーチームのいろかわが UI改善/離脱防止の観点から「知らずに売上ダウン!?ショップ設定の落とし穴6選」をご紹介します。 お客様が“買いたい”と思ってくれても、その気持ちを潰してしまう設定、していませんか?
自分のショップは当てはまっていないか?確認してみましょう!
これを読めば、今日からショップのUIが劇的に変わるかもしれません。
NG設定①:会員登録フォームが長すぎる
よくあるNG例:
「住所・電話番号・生年月日・職業・性別・ペットの有無…まだ入力させるの!?」
■なぜNG?
入力が長すぎると、離脱率が一気に跳ね上がります。特にスマホユーザーは「面倒」と思った瞬間にページを閉じてしまいます。
改善ポイント
・最初の登録時は購入に必要最低限の情報だけに絞る
(名前・住所・メールアドレス程度)1ページにすべての入力項目が詰め込まれていると、見た瞬間に「うわ…多い」と思われがち。【登録フォーム項目】にて最低限の項目のみを「表示」と設定し、視覚的なハードルを下げましょう。
おすすめ
1.makeshopの機能でLINEID連携やAmazonアカウント連携での簡易ログインの導入です。「メールアドレス&パスワードを新たに作る」こと自体が面倒と感じるユーザーも増えていますので、簡易ログインを導入すれば、手間なく購入・登録まで誘導できます。とくにスマホユーザーとの相性は抜群です!
2.マーケティング用の情報を取得したい場合は購入完了後のアンケートなどで分けて取得する工夫を!
NG設定②:旧決済画面から切り替えていない
よくあるNG例:
「makeshopの旧決済画面はレガシーデザインで、かつ画面遷移が4ステップと多い・・」
▼以下のように、決済画面の上部が4ステップの場合は「旧決済画面」
■なぜNG?
購入意欲が高まっても、注文完了するまでの導線が長いと、離脱の可能性が高まります。スマホ操作の画面だと特に致命的です。
改善ポイント
makeshopの新機能(SmartCheckout)へ切り替えましょう!既に切替済のショップ様においては、購入完了率の向上といった改善が見られています!【切り替え方法はこちら】
また、SmartCheckoutは今後もバージョンアップしていきます!お客様にとって“安心して買える”環境を整えるためにも、リリース情報をぜひチェックしておいてください。(まだSmart Checkoutが非対応の機能も一部ありますが、弊社側で順次新仕様への移行を進めております)
おすすめ
1.決済画面はモダンかつ自社のトーンに合った【ロゴを設定】し、トンマナを統一しましょう。
2.ページ遷移を減らすことができたら、さらに【決済画面のURLの独自ドメイン設定】をおこない、安心感を持たせましょう。
NG設定③:一般向けの販売(to C)なのに会員登録必須になっている
よくあるNG例:
「購入するには会員登録が必須です(ゲスト購入できません)」
▼「お買い物かご」から購入手続きに進んだ際の画面
■なぜNG?
ライトユーザーや初回購入者は商品をまず「試してみたいだけ」のことも多く、会員登録がハードルになり離脱につながってしまう
改善ポイント
1.SmartCheckoutのゲスト購入を有効にする(ゲスト購入時、ついでに「会員登録」する導線もあるため、会員獲得の機会を逃しません)
2.または、購入完了後にメリットを提示して会員登録を促進する
(例:ポイント付与/会員様限定クーポン/お気に入り機能が使えるなど)
注文後の自動配信メールの活用【自動返信メール管理】や、注文完了画面に表示できる【注文完了画面デザイン】の「バナー・テキストの表示設定」も有用です。
NG設定④:決済方法を多様に準備していない
よくあるNG例:
「クレジットカード払いしか対応していない」
▼makeshopで利用できる決済一覧
■なぜNG?
購買意欲があっても、自分が使いたい決済手段がないだけで購入を断念されてしまう
改善ポイント
1.ターゲット層に合わせて決済方法を選定する
たとえば、シニア層が多いなら「コンビニ後払い」や「代引き」は根強い人気ですし、若年層なら「Amazon Pay」や「PayPay」が好まれる傾向があります。 「自分たちが使いたいもの」ではなく、「お客様が使いたいもの」を軸に決済方法を選ぶことが、売上を取りこぼさないコツです。
2.最低でも「クレジットカード」「コンビニ払い」「○○Pay系(Amazon Pay/PayPayなど)」「代金引換」の4種は準備する
決済の設定にて「未使用の決済」タブより、決済の追加が可能です!(決済一覧)※Amazon Payはmakeshopでは月額無料です(法人様のみ)
NG設定⑤:配送希望日をかなり先からしか選べない設定にしている
よくあるNG例:
「最短で3日後しか届かない?他のショップなら明日届くのに…」
■なぜNG?
「すぐ欲しい!」と思ったタイミングで買えないと、 他店に乗り換えられてしまう可能性が高まります。
改善ポイント
1.在庫がある商品は、即日または翌日発送対応が理想!
2.【配送希望日設定】も、最短翌日から選べるように
3.配送日指定ナシのお客様には“最短出荷”で対応する!
→「指定がなければ最短でお届け」は、リピーター獲得にはとても効果的であり、即日または翌営業日に出荷できる運用を社内で整備しておくと、お客様満足度アップにつながります!配送日の指定なしは、【配送希望日設定】で「配送希望日の初期表示日」を、「日付未選択」で設定できます。
4.梱包作業や物流の負担も踏まえ、効率化できる運用をバックヤードで整備しておく(makeshopでは有償で物流代行サービスもご用意しております)
NG設定⑥:決済画面のファーストビューを工夫していない
よくあるNG例:
「決済画面で「会員登録」タブが最初に表示されてしまっている」
▼一例
■なぜNG?
・初回ユーザーが「会員登録しないと買えない」と誤解しやすい
・スマホ表示ではタブ切替に気づかれにくく、ゲスト購入が埋もれてしまうのでファーストビューにどのタブを持ってくるか?が重要です。
・ショップの商材や運用方法にもよりますが、「会員登録」から始まる構成は、購入意欲の高いユーザーの離脱を招く可能性があります。
改善ポイント
・「今すぐ買いたい」ユーザーの邪魔をせず、かつリピーターにもやさしい導線を
→ 【決済画面デザイン】にてタブの順序や表示非表示の工夫ができているか?を確認しましょう!離脱防止、CV率を底上げできます。
さいごに
ネットショップの売上アップには、広告やキャンペーンよりまず「買いやすさ」の見直しが第一歩です。
今日から見直せる項目ばかりですので、まずは自社ショップの「設定」を一つずつチェックしてみましょう!