こんにちは、makeshopECアドバイザーです。
昨今、さまざまな企業で個人情報の漏えいや不正アクセスの被害が報じられています。ECサイトはお客様の氏名・住所・決済情報などを扱うため、攻撃者に狙われやすい場所のひとつです。
今回は、makeshopが標準で取り組んでいるセキュリティ対策と、ショップ様のご判断で追加できる有料のセキュリティ強化サービス「O-PLUX Account Protection」「ASUKA」についてご紹介します。
こんなお悩みありませんか?
✓ 他社の情報漏えいニュースを見て、自分のショップは大丈夫か不安になった
✓ 会員のログインロックが急に増えた(不正ログインの試行が疑われる)
✓ クレジットカードの不正利用でチャージバックが発生した/カード会社から対策を求められた
✓ セキュリティ対策をしたいが、何から手をつければよいか分からない
そのお悩み、makeshopの標準セキュリティと目的別の強化オプションで対策できます!
目次
1. いまECサイトにセキュリティ対策が求められる理由
2. makeshopが標準で取り組んでいるセキュリティ
3. さらに強化したいショップ様へ:有料セキュリティサービス
4. O-PLUX Account Protection(不正会員ログイン対策)
5. ASUKA(クレジットカード不正利用防止)
6. どちらを選べばいい?比較とおすすめの使い分け
7. ご注意事項
いまECサイトにセキュリティ対策が求められる理由
ECサイトが直面するリスクは、大きく分けて次の3つです。
1. 不正ログイン・アカウント乗っ取り
他サイトから流出したID・パスワードを使ったなりすましログインや、BOTによる大量の会員登録
2. クレジットカードの不正利用
盗まれたカード情報での購入や、カード番号を機械的に試す「クレジットマスター攻撃」によるチャージバック被害
3. サイバー攻撃・情報流出
DDoS攻撃(※1)やSQLインジェクション(※2)など、システムの弱点を突いた攻撃
また、2025年3月に公開された経済産業省の「クレジットカード・セキュリティガイドライン」6.0版では、ECサイトにおけるカード情報保護対策と不正利用対策が新たに盛り込まれ、EC事業者に求められる対策の水準はますます高まっています。
被害が起きてから対応するのではなく、「起きる前に備えておく」ことが、売上とお客様からの信頼を守る近道です。
makeshopが標準で取り組んでいるセキュリティ
makeshopでは、ショップ様が特別な設定や追加費用なしで安心して運営できるよう、プラットフォーム全体でさまざまなセキュリティ対策をおこなっています。
ショップ様が管理画面で使えるセキュリティ機能
1.SSL証明書による全ページ暗号化
ショップの全ページの通信を暗号化し、お客様が入力する個人情報を盗聴・改ざんから守ります。独自ドメインをご利用の場合も無料で自動適用されます。
2.管理画面の二段階認証
管理画面へのログイン時に、パスワードに加えて認証コードでの確認をおこないます。万が一パスワードが漏れてしまっても、第三者の不正ログインを防げます。
3.管理画面への不正ログイン検知・通知
普段と異なる端末やネットワークからのアクセスを検知すると、管理者へメールですぐにお知らせします。ログイン履歴は直近100件まで確認できます。
プラットフォーム側で常時おこなっている対策
ショップ様の目に見えない部分でも、makeshopのシステム基盤では以下の対策を継続的におこなっています。
・WAF(※3)/DDoS対策:不正なアクセスや大規模な攻撃からサイトを保護
・定期的な脆弱性診断:システムの弱点を早期に発見・解消
・データの自動バックアップ:大切なショップデータを定期的に保全
・毎月のアップデート:セキュリティ面も含めて常に最新の状態を維持
第三者認証・各種基準への対応
GMOメイクショップ株式会社は、以下の認証・基準をクリアしています。
| 認証・基準 | 概要 | 対応状況 |
|---|---|---|
|
プライバシーマーク |
個人情報を適切に取り扱っている事業者であることの認証 | 取得済み |
|
ISMS(ISO/IEC 27001) |
情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格 | 取得済み |
|
PCI DSS v4.0.1 |
クレジットカード業界の国際的なセキュリティ基準 | 準拠済み |
|
SSL/TLS暗号化通信 |
通信の暗号化による情報の保護 | 全サイト標準対応 |
さらに強化したいショップ様へ:有料セキュリティサービス
標準のセキュリティに加えて、「会員ログインを狙った攻撃」や「クレジットカードの不正利用」といった特定のリスクに備えたいショップ様には、パートナー企業が提供する専門サービスをご用意しています。どちらもmakeshopとシステム連携済みのため、開発作業は不要です。
・O-PLUX Account Protection:ログイン・会員登録時のなりすまし・BOTを防ぐ
・ASUKA:決済時のクレジットカード不正利用を防ぐ
O-PLUX Account Protection(不正会員ログイン対策)
「O-PLUX Account Protection(オープラックス アカウント プロテクション)」は、かっこ株式会社が提供する不正ログイン検知サービスです。機械学習とルールベースAIを組み合わせたスピーディーな審査で、ショップの会員ログイン画面・会員登録画面などへの不審なアクセスをリアルタイムに検知し、ブロックします。

1.なりすましログイン・アカウント乗っ取りを防止
流出したID・パスワードを使った不正ログインを検知し、乗っ取られたアカウントからの不正注文や個人情報の閲覧を防ぎます。
2.BOTによる大量会員登録・海外からの不審なアクセスもブロック
機械的な大量アクセスや不正な会員登録を自動で止めます。ブロック時は通常のログインエラーと同じ表示になるため、攻撃者に気づかれにくい仕組みです。
3.月額2,200円(税込)から・管理画面から申し込み可能
初期費用はかかりません。アプリをインストールするだけで自動的に申し込みが完了し、審査通過後すぐに機能が有効になります。
【審査の対象となる画面】会員ログイン画面/会員登録画面/決済画面(Smart Checkout)でのログイン・会員登録・ゲスト購入時の会員登録 など
※会員登録画面以外で、Amazon Payボタンから Amazonアカウントにログインした場合は対象外です。
料金プラン
ログイン・会員登録のたびに1回審査がおこなわれ(1セッション=1審査)、月間の審査上限数でプランが分かれます。
| プラン | 月間審査上限数 | 月額 |
|---|---|---|
|
ライト |
1,000件 | 2,200円(税抜2,000円) |
|
スタンダード |
3,000件 | 5,500円(税抜5,000円) |
|
アドバンスド |
上限なし | 11,000円(税抜10,000円) |
※上限を超えると審査が実施されなくなります。管理画面からプランアップが可能です。
※料金は「アプリ決済方法」に登録したクレジットカードで、毎月16日に翌月分を決済します(ショップ利用料金とは別のお支払いです)。初月は日割りで計算されます。
ご利用の流れ
1.ご利用条件を確認する
独自ドメインのご利用、契約者情報(運営者情報・法人の場合は登記情報・ECサイト情報)のご登録、アプリ決済方法へのクレジットカード登録が必要です。
2.アプリをインストールする
管理画面の[アプリ管理 / アプリを探す]から「O-PLUX Account Protection」をインストールします。インストールと同時に、かっこ株式会社へ自動で申し込みがおこなわれます。
3.審査完了を待つ(通常1〜2営業日)
承認されると「【makeshop】O-PLUX Account Protectionが利用可能になりました」という件名のメールが届き、自動で機能が有効になります。
4.設定・審査状況を確認する
ショップ構築 / 設定 / 通知・不正アクセス対策 / 不正会員ログイン対策 で利用のON/OFFや審査設定を変更できます。審査状況はダッシュボードと専用管理画面で確認できます。
ASUKA(クレジットカード不正利用防止)
「ASUKA」は、株式会社アクルが提供するmakeshopショップ様専用のクレジットカード不正利用防止ツールです。決済時にリスクを判定し、不審な購入者には独自の本人認証を表示することで、チャージバック被害の低減が期待できます。

1.正規のお客様の購入を止めにくい設計
従来の不正検知で課題とされていた「本物のお客様の誤検知」を抑える仕組みを採用。3Dセキュアのようなかご落ちが起きにくく、お客様を個別にホワイト登録することもできます。
2.発送前の目視チェックが不要に
本人確認が必要な「グレー判定」を残さず、不正な注文は事前に弾くため、発送前に注文を一件ずつ確認する運用負担が減ります。
3.最短2営業日で導入・開発費用は不要
makeshopとシステム連携済みのため、API連携などの開発は一切不要です。突然の不正アタックにも素早く対応できます。
4.クレジットマスター攻撃にも対応
カード番号を機械的に試す大量アタックを決済前に牽制するため、無駄な決済処理費用(トランザクションフィー)の軽減にもつながります。
料金・プラン
| 項目 | 通常版 | 大量アタック・クレマス対策版 |
|---|---|---|
|
大量アタック・クレジットマスター対策 |
○ | ○ |
|
第三者によるカード不正利用対策 |
○ | × |
|
不正検知ルールの変更 |
○ | × |
|
初期費用 |
550,000円(税抜500,000円) | 110,000円(税抜100,000円) |
|
月額費用 |
198,000円〜(税抜180,000円〜) | 55,000円(税抜50,000円) |
※通常版は、決済ボリュームによって費用をご相談させていただく場合があります。
※月額固定料金のため、トランザクション数による従量課金はありません。月額費用は1ショップ(サイト)ごとに発生します。
※お申し込みは管理画面のショップ構築 / 設定 / 不正アクセス対策 / ASUKA 内のお申込みフォームよりお申し込みください。
どちらを選べばいい?比較とおすすめの使い分け
2つのサービスは守る場面が異なるため、併用も可能です。お悩みに合わせてお選びください。
| 項目 | O-PLUX Account Protection | ASUKA |
|---|---|---|
|
守る場面 |
ログイン・会員登録 | 決済(クレジットカード) |
|
主に防げる被害 |
なりすましログイン、アカウント乗っ取り、BOTによる大量登録 | カード不正利用、クレジットマスター攻撃、チャージバック |
|
導入までの期間 |
通常1〜2営業日(審査) | 最短2営業日 |
|
お申し込み |
アプリ管理からインストール | 管理画面またはお問い合わせ |
|
費用 |
初期費用なし/月額2,200円〜(税込) | 初期110,000円〜/月額55,000円〜(税込) |
|
契約 |
月次契約 | 3か月契約(自動更新) |
|
提供会社 |
かっこ株式会社 | 株式会社アクル |
こんなショップ様にはこちらがおすすめ
・会員数が多い、リピーター中心のショップ様 → O-PLUX Account Protectionから
・高額商品・換金性の高い商品を扱う、チャージバックが発生している、カード会社から対策を求められた → ASUKAの検討を
・両方のリスクがある → 併用で「入口(ログイン)」と「出口(決済)」の両方を守る
ご注意事項
・どのセキュリティ対策も、不正を大幅に減らすためのものであり、すべての被害を100%防げるものではありません。
・O-PLUX Account Protectionのご利用には独自ドメインのご利用が必要です。アプリインストール時に、会社名・屋号・担当者・メールアドレス・ショップ名・ショップURLがかっこ株式会社へ自動連携されます。
・O-PLUX Account Protectionはインストール直後には利用できません。審査(通常1〜2営業日)の承認後に有効になります。プランダウン時の返金はありません。
・ASUKAは3か月契約の自動更新です。契約後3か月以降は、解約申し入れ月の翌月末で解約できます。
・サービス内容・料金は[2026年10月]時点の情報です。最新情報は各サービスページ・マニュアルをご確認ください。
被害が起きる前に、いまのうちに対策を。
makeshopのセキュリティへの取り組み全体はセキュリティ機能ページでもご紹介しています。
※1 DDoS攻撃(ディードスこうげき)とは、複数のコンピュータから一斉に大量のデータ(アクセス)を送りつけ、ターゲットのウェブサイトやサーバーをダウンさせるサイバー攻撃です。
※2 SQLインジェクションとは、ウェブサイトの入力フォームなどに悪意のあるSQL文(データベース操作の命令)を注入し、データベースを不正に操作するサイバー攻撃です。
※3 WAF(ワフ / Web Application Firewall)とは、Webアプリケーションの直前に配置し、悪意のあるアクセス(Webの脆弱性を突いた攻撃)を検知・遮断するセキュリティシステムです。
いかがでしたか?ECサイトの信頼は、日々の小さな安心の積み重ねでできています。
makeshopではショップ様とお客様の大切な情報を守るためにこれからも努めてまいります。
ショップ様もぜひこの機会にセキュリティ対策を見直すきっかけとなれば幸いです。





