こんにちは、makeshopのあらいです。
いつもmakeshopをご利用いただきありがとうございます。

今回は、ネットショップを運営する上で、必須となる「特定商取引法に基づく表記」についてご紹介します!

こんなお悩みありませんか?

・特定商取引法に基づく表記って何?
・ネットショップを開店する上で、何を記載する必要があるの?
・makeshopで設定する方法を知りたい

ネットショップ運営に必須!「特定商取引法に基づく表記」とは?

ネットショップ事業者は、ショップを開店する際に「特定商取引法に基づく表記」を必ず掲載する必要があります。具体的に何を表記する必要があるのかなど、次の2項目を一緒に見ていきましょう!

【1】「特定商取引法」について
【2】makeshopでの設定

【1】「特定商取引法」について

そもそも、「特定商取引法」って?

特定商取引法は、事業者による違法・悪質な勧誘行為等を防止し、消費者の利益を守ることを目的とする法律です。
具体的には、訪問販売や通信販売等の消費者トラブルを生じやすい取引類型を対象に、事業者が守るべきルールと、クーリング・オフ等の消費者を守るルール等を定めています。

そもそも、「特定商取引法」って?

引用元外部サイト:特定商取引法ガイド 「特定商取引法とは

消費者に安心してもらうため表記が必要

初めて利用するネットショップの場合、運営元などの情報は特に気になる部分ですよね。
消費者が安心してネットショップを利用することができ、トラブルを未然に防ぐため、あらかじめ販売者の情報を表記することが事業者に義務付けられています。

消費者に安心してもらうため表記が必要

■特定商取引法の対象となる取引について

1.訪問販売
2.通信販売
3.電話勧誘販売
4.連鎖販売取引
5.特定継続的役務提供
6.業務提供誘引販売取引
7.訪問購入

※インターネットでの商品販売は2.の「通信販売」に該当するため、特定商取引法の規定を遵守して販売をおこなう必要があります。

参考外部サイト:特定商取引法ガイド
通信販売」・「インターネットで通信販売をおこなう場合のルール

・違反していた場合は、国や都道府県の行政処分のほか、罰則の対象となる場合があります。

表記項目例

ネットショップを開店する上で、サイト内に「特定商取引法に基づく表記」というページを用意して、以下の項目を掲載する必要があります。

販売事業者 xxxxxx株式会社
運営統括責任者 xxx xxx
所在地 〒○○○-○○○○ xx〇〇市〇〇区〇〇 ○丁目○番○号x-xx-xx
電話番号 00-0000-0000
メールアドレス xxxxxxx@example.com
商品代金以外の必要料金 ・送料全国一律500円
・コンビニ決済でご購入の際の支払手数料
・銀行振込でご購入の際の振込手数料
・代金引換でご購入の際の代引手数料
申し込みの有効期限 原則、ご注文(自動送信の注文確認メール送信)後、5日間とします。
不良品 商品に問題がある場合は、商品到着後14日以内にご連絡ください。
商品に欠陥がある場合を除き、返品には応じかねますのでご了承ください。
販売数量 1個からご注文が可能です。
(定期購入商品の場合、各商品ページの説明をご参照ください)
引き渡し時期 ご注文受付後、7日以内にお届けいたします。
天候不順・配送業者の都合・その他何らかの理由により遅延する場合はメール等でお知らせいたします。
お支払い方法 カード決済・コンビニ決済・銀行振込・代金引換
お支払い期限 -カード決済の場合
ご注文完了時に確定いたします。
お支払時期はご利用のカード会社ごとに異なります。
定期購入の場合、2回目以降のご注文は自動確定となります。(注文確定時にメールが送信されます)

-コンビニ決済の場合
ご注文日から1週間以内にお支払いください。

-銀行振込の場合
ご注文日より5日以内に当店指定の口座へお振込みください。
5日を超えた場合は一旦キャンセル扱いとさせていただきます。
再度、御注文いただきますようお願いします。

-代金引換の場合
商品のお届け時に、ゆうパックまたはヤマト運輸配達員に代金のお支払いをお願いします。

返品期限 初期不良、発送商品間違いの場合は、商品到着後14日以内にご連絡ください。お客様都合の場合、商品到着後7日以内にご連絡ください。
返品送料 初期不良、発送商品間違いの場合、当店着払いにて対応いたします。
お客様都合の場合、返品送料はお客様負担となります。

・表記項目の例となります。ショップの運用にあわせてより詳細な情報を掲載し、お客様に安心感を与え、気持ちのよい取引ができるように心がけましょう。
・項目名の変更をおこないたい場合は、クリエイターモードで可能です。

【2】makeshopでの設定

makeshopではもちろん、【特定商取引法の設定】は、必須設定項目です。

設定方法

【ショップ作成】>【ショップ情報の設定】>【特定商取引法の設定】(必須)

で設定します。「項目ごとに編集」もしくは「ページ全体をHTML編集」でHTMLを使ってお好みの項目を作ることも可能です。最後に「保存」してください。

【ショップ作成】>【ショップ情報の設定】>【特定商取引法の設定】
オンラインマニュアル「特定商取引法の設定」

・掲載する必要のある項目にあらかじめ入力例が入っています。運用にあわせて、より詳細な情報を入力してください。

▼表示例
ショップページのフッターのリンクからページを確認することができます。

「特定商取引法」

・自由にデザインしたい場合は、フリーページを利用してページを作成することができます。その際には、必ず「特定商取引法に基づく表記」というページをご用意ください。

・ベーシックモードの場合
【ショップデザイン(PC)】>【独自ページ】>【独自ページ入力】

・クリエイターモードの場合
【ショップデザイン】>【クリエイターモード】>【フリーページ管理/編集】

いかがでしたでしょうか。
「特定商取引法に基づく表記」ページの内容は、ショップ運営上とても重要な部分です!
お客様に安心して買い物してもらい、リピーターになってもらうためにも、ショップの情報はしっかり掲載しましょう。

関連ページ:ネットショップ開業に必要な手続き・許可・法律などもあわせてご参照ください。